カワサキ W800の鍵を
紛失した時の対処方法

カワサキ W800の鍵をなくした、鍵穴で折れた、鍵が回らない——そんなトラブルに突然見舞われることがあります。
W800は、1966年の650-W1から続くカワサキの「Wシリーズ」の血統を受け継ぐ空冷バーチカルツインのクラシックモデルです。W650・W800・W800 STREET/CAFE・W230・メグロK3という姉妹車群もすべて同じメタルキー規格で、いずれもイモビライザー非搭載。そのため、対応可能な鍵屋であれば鍵穴から合鍵の作成が可能です。
ただし、カワサキのバイクはイグニッションシリンダーの構造が特殊で、他メーカーより鍵作成の難易度が高いことが知られています。そのため、依頼先は「カワサキ W800に対応できる鍵屋」を選ぶことが重要です。本ページでは、W800シリーズの鍵の特徴と、トラブル発生時の正しい対処法について解説していきます。
カワサキ W800の
鍵トラブル対処診断
かんたんな診断ですぐに対処方法がわかります
W800シリーズの鍵は
全モデル・全年式イモビ非搭載

Wシリーズは1966年の650-W1から始まり、1999年のW650、2010年のW800、そして2019年の現行W800の登場まで、「美しいモーターサイクル」というカワサキの思想を受け継いできたクラシックモデル群です。姉妹車としてW230・メグロK3も登場し、Wシリーズの血統は現在も進化を続けています。
これらのWシリーズはクラシカルなデザイン哲学を最優先にしており、電子キーやスマートキーを搭載せず、全モデル・全年式で「シンプルなメタルキー」を採用しています。同じカワサキでもNinja 1000SXやZX-10Rのようなイモビライザー搭載モデルとは異なり、W800系は鍵穴から合鍵を作成することが可能な構造です。
ただし、カワサキのバイク全般に言えることですが、イグニッションシリンダーのタンブラー構造が他メーカーより特殊で、一般的な鍵屋では対応が難しいケースがあります。この点は、W800の鍵作成を依頼する際に必ず押さえておきたいポイントです。
| モデル | 型式 | 発売年 | 鍵の種類 | イモビライザー |
|---|---|---|---|---|
| W650 | EJ650A | 1999〜2008年 | メタルキー | なし |
| W800 前期型 | EJ800A | 2010〜2016年 | メタルキー | なし |
| W800 STREET / CAFE | EJ800B / EJ800C | 2019〜2023年 | メタルキー | なし |
| W800(現行) | EJ800E / 8BL-EJ800E | 2019年〜 | メタルキー | なし |
| メグロK3 | EJ800 | 2021年〜 | メタルキー | なし |
| W230 | EJ230 | 2024年〜 | メタルキー | なし |
※W650・W800・W230・メグロK3はブランクキーの規格が共通です。ただし鍵山は車両ごとに異なります。
対応できる鍵屋は、給油口・ハンドルロックなど複数の鍵穴から情報を組み合わせて鍵を作成します。技術的なハードルが高いため、カワサキ車の鍵作成は対応できる業者が限られるのが実情です。W800・W650など古い年式のWシリーズでは、シリンダー摩耗も重なって難易度がさらに上がります。ご依頼前に「カワサキ W800の鍵作成に対応していますか」と確認することをおすすめします。
W800の鍵が
折れた/回らない時の対処方法
W800シリーズは長く乗り続けるオーナーが多い車種で、W650(1999〜2008年)から継続して所有している方や、2010年登場の前期W800を15年近く愛用している方も少なくありません。そのぶん、年数経過によるキーシリンダー内部の摩耗・汚れ、合鍵の使用による誤差の蓄積が原因で「鍵が回らない」「鍵穴で折れた」「鍵が抜けなくなった」といったトラブルが起きやすくなります。
鍵が回らない場合は、まずハンドルロックがかかっていないかを確認してください。ハンドルを左右に軽く動かしながらキーを回すと、ハンドルロックが解除されて鍵が回るようになることがあります。それでも動かない場合は、鍵穴内部の摩耗や、ホームセンターで作った合鍵の誤差が原因になっている可能性があります。純正キーをお持ちなら、まずそちらで試してみてください。
鍵が鍵穴で折れてしまった場合は、無理に抜こうとせず、そのままの状態で鍵屋にご相談ください。折れた破片を無理に引き抜こうとすると、かえって奥に押し込んでしまい、キーシリンダーごと交換が必要になるケースがあります。W650や前期W800の場合、シリンダー交換となるとカワサキでも部品手配に時間がかかる場合があるため、破片除去+合鍵作成で対応できる鍵屋へのご相談が早期解決につながります。
現行のW800・W230・メグロK3でも、合鍵を使い続けたり、鍵穴に異物が入ったりすることで同様のトラブルが発生します。特にW800は燃料タンクキャップ・ハンドルロックなど複数の鍵穴があり、いずれも同じ鍵で操作する仕様のため、どの鍵穴で症状が出ているかを切り分けるのもポイントになります。
W800の鍵穴トラブル解決にかかる費用

W800の鍵穴まわりのトラブル解決にかかる費用や時間は、モデル・年式・症状によって異なります。「鍵穴で鍵が折れた」「鍵が回らない」「鍵が抜けない」など、状況をお伝えいただければ電話口でご案内することが可能です。
鍵屋のメリットは、現地にバイクを止めたまま解決できること。ディーラー(カワサキプラザ)の場合は動かないバイクをレッカーで運ぶ必要があり、修理完了までに1〜2週間かかることもあります。その間はバイクが使えない状態が続くため、急ぎの方は鍵屋へのご相談がおすすめです。
W800の鍵トラブル 依頼前に確認したいこと

W800シリーズの鍵穴トラブルでよくある質問をまとめました。
Q.W650の鍵が鍵穴で折れてしまいました。生産終了車ですが対応できますか?
A.対応可能です。W650は2008年で生産終了していますが、鍵穴内に残った破片の除去と合鍵作成を鍵屋で対応できます。シリンダー交換になった場合、カワサキの部品供給状況によってはディーラーでの対応が長期化することもあるため、破片除去+合鍵作成で解決できれば最も早く復旧できます。
Q.合鍵を使っていたら鍵が回らなくなりました。純正キーと関係ありますか?
A.関係があります。ホームセンターなどで作成した合鍵は、純正キーからさらに複製したものだと微妙な誤差が蓄積していることがあり、シリンダーに負担をかけて回らなくなる場合があります。特にカワサキの特殊タンブラー構造では、わずかな誤差がトラブルにつながりやすいため、純正キーをお持ちならまずそちらで試してみてください。
Q.W800の給油口だけ鍵が回りません。イグニッションは回ります。
A.給油口シリンダーのみ動作不良の場合、シリンダー内部への異物混入・水の浸入による錆、経年による摩耗などが考えられます。イグニッションが正常に動作している場合は安全な場所に停めて、鍵屋で給油口シリンダーの点検と清掃・必要に応じて交換対応が可能です。
- W800の鍵が鍵穴で折れた
- W650の鍵が回らない
- W800のハンドルロックが解除できない
- W800の給油口の鍵が固くなったなど
W800シリーズの対応モデル
- W650・・・1999〜2008年
- W800 前期型・・・2010〜2016年
- W800 STREET / CAFE・・・2019〜2023年
- W800(現行)・・・2019年〜
- メグロK3・・・2021年〜
- W230・・・2024年〜

W800の鍵を
紛失/無くした時の対処方法
W800の鍵を完全になくしてしまった場合、依頼先は大きく「鍵屋」と「カワサキプラザ(ディーラー)」の2択になります。ただし、W800の場合はどちらに依頼するかで作業内容と時間が大きく変わる点に注意が必要です。
なお、JAFは鍵の開錠には対応していますが、鍵の新規作成には対応していません。鍵を完全になくしてしまった場合は、鍵屋かディーラーに依頼する必要があります。
今すぐW800に乗りたい方は鍵屋へ。W800シリーズはイモビライザー非搭載のため、対応可能な鍵屋であれば現地に出張して複数の鍵穴から情報を組み合わせ、合鍵を作成できます。電子登録などの作業は不要で、バイクを動かす必要もなく、当日中にエンジンをかけて帰路につけるケースが多くあります。
純正対応にこだわる方はディーラーも選択肢のひとつです。ただし、カワサキのメーカー公式方針では、鍵をすべて紛失した場合はイグニッションスイッチ・燃料タンクキャップなど全ての鍵穴の交換が必要となります。バイクの持ち込み(鍵がないためレッカー移動)も必要で、作業完了まで1〜2週間以上かかることもあります。特にW650や前期W800のような古い年式では、部品供給の都合でさらに長期化する場合もあります。
W800の鍵作成にかかる費用

W800の鍵作成は、複数の鍵穴(イグニッション・給油口・ハンドルロック)から情報を読み取って組み合わせる作業になります。カワサキのイグニッションシリンダーは特殊な構造のため、他メーカーのバイクより作業時間と技術が必要です。
費用は状況や作業環境によって変わりますので、まずはお電話にてモデル・年式・状況をお聞かせください。電話口でおおよその作業内容をご案内いたします。
W800の鍵作成をする流れ

W800の鍵作成時によくある質問をまとめました。
Q.W650の鍵を全部なくしました。すでに生産終了車ですが、スペアキーは作れますか?
A.作れます。W650(1999〜2008年)は生産終了していますが、鍵屋がキーシリンダーから鍵を読み取って作成できます。Wシリーズは20年以上愛用されているオーナーも多く、ご依頼いただくケースも少なくありません。ディーラーでは部品の在庫状況によってはシリンダー交換自体が難しくなっているケースもあるため、鍵屋での鍵作成が現実的な選択肢になります。
Q.2016年のW800ファイナルエディションを所有しています。スペアキーを作っておきたいです。
A.対応可能です。W800前期型(2010〜2016年)は生産終了していますが、現在お手元にある鍵を元にスペアキー作成ができます。ファイナルエディションや特別仕様車(Chrome Edition等)でも同じキー規格のため、作成方法は共通です。予備の鍵を作っておくと万一の際にも安心です。
Q.W800とメグロK3、2台持ちですが、鍵は1本で両方使えますか?
A.ブランクキーの規格としては共通ですが、鍵の刻み(鍵山)は車両ごとに異なるため、1本の鍵で両方は使えません。それぞれの車両ごとに鍵を作成する必要があります。W230・W800 STREET/CAFEなど他のWシリーズ姉妹車も同様です。
Q.鍵作成の際に必要なものはありますか?
A.身分証(運転免許証など)をご用意ください。バイクを所有していることを確認するため、標識交付証明書や自賠責保険証、車検証などの車両書類もあわせてご提示いただく場合があります。
- W800の鍵をなくした
- W650のスペアキーを作りたい
- 中古で買ったW800にスペアがない
- メグロK3のスペアキーを1本追加したいなど
W800シリーズの対応モデル
- W650・・・1999〜2008年
- W800 前期型・・・2010〜2016年
- W800 STREET / CAFE・・・2019〜2023年
- W800(現行)・・・2019年〜
- メグロK3・・・2021年〜
- W230・・・2024年〜

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W800は、1966年の650-W1から続くカワサキのクラシック哲学を受け継ぐ空冷バーチカルツイン。W650から現行W800、W230・メグロK3まで、Wシリーズは長年にわたって多くのライダーに愛され続けているモデルです。全モデル・全年式でイモビライザー非搭載のシンプルなメタルキーのため、同じカワサキでもNinjaシリーズのイモビ搭載モデルとは対応方法が大きく異なります。
「20年前のW650で鍵屋に断られないか不安」「W800前期型は生産終了だけど大丈夫?」「ファイナルエディションのスペアキーを作っておきたい」「カワサキ特有の鍵作成難易度に対応してくれるか」——そんな時はロックセンターにお任せください。ロックセンターでは24時間365日、全国のW800シリーズ鍵トラブルに対応しております。モデルや年式がわからない場合でも、状況をお伝えいただければご案内できますので、まずはお気軽にお電話ください。

