内溝キーの仕組みとは？合鍵の作成価格と作れる場所について解説

内溝キーの仕組みと合鍵作成の解説

「内溝キーって普通の鍵と何が違うの？」
「合鍵を作りたいけど価格はいくら？」
そんな疑問や相談をロックセンターではよくいただきます。

内溝キー（ウェーブキー）は、車やバイク、金庫などに採用される防犯性の高い鍵です。
しかし、合鍵作成には専用の機械が必要なため、ホームセンターや一部の鍵屋では合鍵作成や交換を断られるケースも多く見られます。

本ページでは、内溝キーの仕組みから、合鍵作成の価格相場、作成場所まで詳しく解説していきます。

内溝キーの仕組みと誤解されやすいポイント

内溝キーとは、鍵の内側に波状の切り込みがある「ウェーブキー」の一種です。

ギザギザした鍵と違って、鍵穴内部にあるピンの位置が不規則なため、不正開錠（ピッキング）に強い鍵とされています。

内溝キーの構造

内溝キーは鍵を刺して、内部のピンが赤のラインに合うことで鍵が回ります。

内溝キーが回る仕組み

正しい内溝キーでないと鍵は回りません。

内溝キーは、よく外溝キーと間違えられます。
以下の比較表を参考に、使用している鍵が内溝キーか外溝キーか判断してみてください。

内溝キーは、鍵穴と数ミリでも誤差があると鍵が回らない精巧な作りをした鍵です。
そのため合鍵作成には、内溝キーに特化した専用の機械が必要になります。

ロックセンターに内溝キーの合鍵作成を依頼される多くのお客様が、ホームセンターや小さな鍵屋で作成を断られてしまいます。

中には合鍵を作れる鍵屋もありますが、鍵を作成したい理由が「鍵が回りにくい」「ささりにくい」といった場合、その状態のままコピーされるため解決にはなりません。

では、ロックセンターとホームセンターや小さな鍵屋は何が違うのでしょうか。

ホームセンターや小さな鍵屋とロックセンターの一番の違いは、内溝キーの作成方法です。
ロックセンターは出張鍵屋なので、鍵穴から合鍵を作成することができます。

そのため現在の内溝キーの状態は関係なく、鍵穴の形状をコピーした精度の高い内溝キーを作成できます。

料金表

トラブル解決にかかる料金をご確認いただけます。

WEBで依頼

フォームからのご依頼も24時間受け付けております。

車の内溝キーが欲しい場合は、出張鍵屋以外にもディーラーに依頼することで作ってもらえることがあります。

どちらに依頼するかの判断は以下の表を参考にしてみてください。

依頼先	メリット	デメリット
出張鍵屋	30分程度で作成可能。	出張まで待つ必要がある。
ディーラー	正規品が手に入る。	1～2週間車を預ける。レッカー移動が必要。

表を見ると内溝キーの合鍵作成にかかる時間が全然違います。

また、作成にかかる費用は

・ディーラー：店舗によって違うため要問い合せ。
・出張鍵屋：タップで料金を表示

費用感とリスクを比較して、最適な方法を検討しましょう。