ワンドアツーロックは自分でできる?防犯対策に有効な設置方法

1つのドアに2つの鍵をつける「ワンドアツーロック」はピッキング(不正開錠)による侵入にとても有効な防犯対策です。
本ページでは、自宅のドアをワンドアツーロックにする方法や作業にかかる費用、おすすめの商品について解説していくので、是非参考にしてください。
目次
- ワンドアツーロックとは?
- ワンドアツーロックにするなら自力?鍵屋?
- ワンドアツーロックにする費用とは?
- ワンドアツーロックにするデメリット
- ワンドアツーロックにオススメの鍵
- 家の防犯性を上げるなら玄関以外の対策も!
- ワンドアツーロックのよくある質問
ワンドアツーロックとは?
ワンドアツーロックとは、1つのドアに2つの鍵をつける防犯対策のことです。
他にも「二重ロック」や「ダブルロック」と呼ばれることもあります。
空き巣は侵入までにかかる時間が長ければ長いほど、犯行を諦める確率が上がるとされているため、効果的な対策になります。
ワンドアツーロックにするなら自力?鍵屋?
では、実際に玄関をワンドアツーロックにするなら自力で設置するか、鍵屋に依頼するかどちらがいいのでしょうか?
答えは、ワンドアツーロックを検討している理由と設置にかける予算によって決まります。
近くで空き巣が発生した時など防犯対策が必要な時は鍵屋

「近所で空き巣が発生した」「自宅の防犯性能を確実にあげたい」そんな時は鍵屋にワンドアツーロックの設置を依頼しましょう。
というのも、鍵は正しく設置しないと本来の機能を発揮できません。
確実に自宅の防犯性を上げたいなら、鍵屋にCPマークのついた鍵を設置してもらうのが安心です。
CPマークとは?

CPマークとは、警視庁、国土交通省、経済産業省などの官民合同会議が定める厳しい防犯性能試験に合格した鍵につけられるマークのことです。
5分以上のピッキング耐性があるため、防犯対策を強化したい時に選ぶべき鍵になります。
防犯性よりも費用を抑えるなら自力で設置

なるべく費用をかけないでワンドアツーロックにしたいなら、自分で補助錠を後付けする方法もあります。
工具があれば設置にかかる費用は補助錠代のみなので、リーズナブルにツーロックにする事が可能です。
ただ、補助錠は基本的にCPマークがついていないため、突破に時間はかかりません。
あくまで補助であることを忘れないようにしましょう。
賃貸のドアなど傷をつけたくない時は鍵屋

賃貸やマンションのドアは、契約上無断でツーロックにすることができません。
必ず管理会社や大家さんの許可をもらいましょう。
許可をもらえれば設置は可能ですが、ツーロック設置の際にドアに傷がつくと退去時修繕費を請求されることがあるため、鍵のプロに設置してもらうのが安心でしょう。
ワンドアツーロックにする費用とは?
ワンドアツーロックにする際にかかる費用は、設置したい鍵の種類や作業内容で変わります。
特にCPマークが付いた鍵は設置に専門知識が必要なこともあるので、鍵屋に作業前見積もりをもらいましょう。
ロックセンターでは、現地で設置したい鍵をプロと選べるサービスも行っております。
24時間いつでもご相談ください。
ワンドアツーロックにするデメリット
ワンドアツーロックは自宅の防犯性を上げる有効な対策ですが、デメリットもあります。
設置を検討している際は以下のポイントもおさえておきましょう。
鍵を2本持つ必要がある
既存の鍵と2つ目の鍵で、鍵穴が違う場合は鍵を2本持つ必要があります。
使い始めは不便に感じませんが、だんだんと2つ目の鍵を閉めずに外出するなんてこともありがちです。
これではワンドアツーロックの意味がないため、ロックセンターでは既存の鍵ごと交換することをおすすめしています。
鍵穴が同じなら鍵は1本ですみます。
同じ鍵穴で防犯対策になる?

ワンドアツーロックの鍵穴を同じにする際、お客様から「同じ鍵穴でも防犯対策になるの?」と質問をいただきます。
答えは「同じ鍵穴でも防犯対策になる」です。
まず空き巣犯は「侵入に時間がかかる家」を嫌います。
同じ鍵穴でも2回開錠する手間が増えるだけで、侵入の成功率は下がり、周囲に見つかるリスクが高まります。
実際、警察庁の統計でも侵入に5分以上かかると7割以上が犯行を諦めるというデータがあり、ワンドアツーロックはその「5分の壁」を作るのに有効な方法です。
完璧に設置しないと防犯対策にならない
空き巣にとって開錠の手間が増えるワンドアツーロックですが、完璧に設置しないと数秒で破壊されてしまいます。
鍵を取り付ける位置やラッチの遊び、ストライク(受け部分)まで調整してはじめて完璧な設置になります。
鍵についての知識がない方は、設置だけでも鍵屋に依頼することをおすすめします。
ワンドアツーロックにオススメの鍵
ここからは、玄関をワンドアツーロックにする際にオススメの鍵をご紹介します。
穴開け不要の補助錠

自力でワンドアツーロックにしたい方、賃貸住宅の方向けに穴開け不要の補助錠も販売されています。
基本的にCPマークはついていませんが、ドアの見た目から防犯対策をしている家に見せることができます。
穴開け加工でつける本締錠

ドアの正面と側面を専用工具で穴を開けて設置する本締錠は、ツーロックに最適な鍵になります。
ドアの外観も損なうことなく防犯対策が可能なので、ロックセンターに最も多く寄せられるワンドアツーロックへの相談です。
ツーロックが不要になる電子錠

そもそも鍵穴のない「電子錠」を設置することで、ピッキング(不正開錠)を防げるだけでなく、オートロック機能で鍵の閉め忘れも防ぐことができます。
交換に費用はかかりますが、その分高い防犯対策が可能になります。
ロックセンターでは、電子錠への交換も即日承っておりますので、まずは相談だけでもお待ちしております。
家の防犯性を上げるなら玄関以外の対策も!

空き巣の侵入経路は玄関だけではありません。
「窓」「勝手口」など外へ通じる場所は例外なくワンドアツーロックにしておくのが安心です。
ワンドアツーロックのよくある質問
ワンドアツーロックに関するよくある質問をまとめました。
Q.賃貸でも防犯性の高いツーロックにすることはできますか?
A.ロックセンターなら可能です。専門知識をもったスタッフが最適な鍵を探すのをお手伝いいたします。
Q.CPマークがついていない鍵でもツーロックにすれば効果はありますか?
A.侵入にかかる時間は多少伸ばせますが、あまり効果的ではありません。CPマークがついている家とついていない家では付いていない家が狙われます。
Q.ツーロック以外の玄関鍵の防犯対策はありますか?
A.「サムターン回し対策」「破錠対策」「合鍵対策」が有効です。
ワンドアツーロックにするならロックセンターにお任せ!
家の防犯性を強化するならワンドアツーロックがとても有効です。
ロックセンターでは24時間365日いつでも鍵取付のご相談を受け付けしております。
玄関の防犯対策をしたいと思ったらお電話ください。

