ポストや玄関にあるマークの意味とは?ポストマーキングをされた時の対処法
「ポストに不思議な記号が書かれている」「玄関ドアに見覚えのないマークが…」
これらは空き巣や訪問販売員が下見の際に残すポストマーキングの可能性があります。
放置すると隙を見て空き巣に入られることも。
本ページではそんなポストマークを発見した時の対処法や、記号の意味について解説していきます。
目次
- 空き巣や訪問販売員によるポストマーキングの意味一覧
- ポストマーキングを発見した後の流れ
- ポストマーキングを発見した時の防犯対策とは?
- 鍵屋に防犯対策を依頼した際の料金とは?
- 長期間家を空ける前に!よくマーキングされる場所を確認する
- よくある質問
空き巣や訪問販売員によるポストマーキングの意味一覧
記号 | 意味 | 詳細 |
---|---|---|
〇 | 侵入しやすい家 | 住人が留守がち、セキュリティが甘い、狙いやすいと判断された家 |
◎ | 特に侵入しやすい家 | 防犯対策がほとんどなく、空き巣にとって絶好の家 |
× | 侵入が難しい家 | 防犯カメラやセンサーがあり、狙われる可能性が低い |
△ | 条件次第で侵入可能 | 家族構成や時間帯によっては侵入できる可能性あり |
★ | 高額な金品がありそうな家 | 裕福そう、貴金属や現金が多いと予想される家 |
1・2・3 など数字 | 家族構成や人数 | 「1」=一人暮らし、「2」=夫婦など家の人数を示す |
矢印 | 侵入方向の指示 | どの方向から侵入できるかを示すメモ |
〒 | ポスト内チェック済み | ポストを確認した証拠。中が空なら留守と判断 |
W | 女性の一人暮らし | Women の頭文字。ストーカー被害のリスクも |
S | シングル | 独身者が住んでいることを示す |
R | 留守 | 訪問しても留守だった。後日再訪問の可能性 |
8-18R | 8時〜18時は留守 | 平日という意味で使われることもある |
これらはよく使われるマーキングの一覧です。
窃盗犯や業者によって意味が変わることもあるので、注意しましょう。
ドアやポストに付けられた傷もマーキングの可能性がある
ポストマーキングは記号を書き込む以外にもシールを貼られるや傷を付けられるなどで目印される可能性があります。
ポストマーキングを発見した後の流れ
ポストマーキングを発見したら「写真を撮る」→「マーキングを消す」→「警察に相談する」→「防犯対策を行う」流れで対応しましょう。
マーキングされた場所の写真を撮る
まずはマーキングされた証拠の写真を撮りましょう。
この写真は警察に届け出る際にスムーズに対処してもらうのに使います。
SNSに投稿するのは危険なのでやめましょう。
マーキングを消す
写真を撮ったらマーキングを消しましょう。
油性ペンで書かれていた場合は除光液を使用し、シールを貼られていた場合は100均でも購入できるシール剥がしを使いましょう。
警察に相談する
ポストマーキングをされたことを警察に相談すれば、地域の警戒を強化してもらえます。
被害が出ていない場合、個別の対処は難しいこともあるため通報レベルの扱いになります。
玄関や車・窓の防犯対策を行う
警察にポストマークのことを相談したら、必ず玄関や車・窓の防犯対策を行いましょう。
詳しい対策は次の項目で解説していきます。
ポストマーキングを発見した時の防犯対策とは?
ポストマーキングを消した後は、必ず防犯対策を行いましょう。
具体的には「防犯性の高い鍵に交換する」「補助錠を設置する」「防犯カメラを設置する」です。
ロックセンターでは全ての作業を一貫して行えます。鍵や防犯カメラについてのご相談は24時間いつでもお待ちしております!
玄関を防犯性の高い鍵に交換する
玄関は空き巣の侵入によく使われる侵入経路です。
万が一今使っている鍵が「ギザギザした鍵」「購入から10年以上経過した鍵」の場合は、鍵交換を行いましょう。
窓や車に補助錠を設置する
窓も空き巣の侵入経路でよく使われる場所です。
ポストマーキングを発見したら、窓の防犯対策も必ず行いましょう。
詳しい設置方法については以下のコラムで解説しています。
防犯カメラの設置も検討する
繰り返しマーキングされるようでしたら、玄関や車庫に防犯カメラの設置も検討しましょう。
防犯カメラの動画を警察に持ち込むことで、対応してくれるかもしれません。
ロックセンターでは、鍵交換と同時に防犯カメラの設置作業もできます。
鍵屋に防犯対策を依頼した際の料金とは?
鍵屋に防犯対策を依頼する際の料金は、交換する鍵の種類や取り付けたい補助錠の種類で変わります。
ロックセンターならなるべく費用を抑えたいという要望にもお応えできるので、ポストマーキングを発見した際はご相談ください!
長期間家を空ける前に!よくマーキングされる場所を確認する
最後によくマーキングがされている場所をご紹介します。
長期間家を空ける際は、空き巣などに下見されていないかを確認しておきましょう。
ポスト/玄関ドア/インターホンはマーキングされやすい
まずよくマーキングが確認されるポストと玄関ドアとインターホンを確認します。
目立たない角などにマーキングされている可能性があるので、注意深く探しましょう。
窓/電気などのメーターボックスも必ず確認する
つぎに窓と電気や水道やガスのメーターボックスも確認します。
とくにメーターボックスは普段見ることがないので、空き巣にとっては絶好のマーキングポイントです。
不自然な傷にも注意しながら確認しましょう。
たばこの吸い殻やペットボトルが落ちていたら撤去する
マーキングやシール以外にも最近は、たばこの吸い殻やペットボトルのゴミを玄関付近に放置する手法があります。
数日間放置していると、不在を疑われて侵入窃盗に遭う可能性があるので、玄関回りは常に綺麗にしておきましょう。
よくある質問
ポストマーキングについてよくある質問をまとめました。
Q.マーキングを見つけたら必ず警察に届け出る必要がありますか?
A.被害が出ていない段階では必ずしも届け出る必要はありませんが、地域のパトロールを強化してもらうために相談しておくと安心です。
Q.マーキングを放置するとどんな被害が考えられますか?
A.空き巣被害だけでなく、ストーカーや執拗な訪問販売に遭う可能性があります。
Q.マーキングが消えにくい場合はどうしたらいいですか?
A.油性ペンの跡は除光液やアルコールスプレーを使いましょう。
それでも落ちない場合はホームセンターに売っている強力タイプを使用するか、ロックセンターまでご相談ください。
ポストマーキングを発見したらロックセンターまでご相談ください!
ポストマーキングを発見した時は早めの防犯対策が大切です。
ロックセンターでは24時間いつでも出張して、鍵交換や補助錠の設置と防犯カメラの設置が可能です。いつでもご相談ください!